ブログのジャンルについて考える

ブログのコンセプト
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あるトレンドブログに触れて、いろいろとブログジャンルについて考える機会となりました。

トレンドブログの集客力に驚き

WordPressのエラー修正をきっかけに

あるブログのエラー修正のご依頼を受ける機会がありました。

それは明らかにトレンドブログでした。Jetpackというプラグインで日毎のアクセスがわかるのですが、それを見ると多い日には13,000を超えるビューがありました。

月に30万を超えるPVのブログの中身に直接触れるのは初めてでした。

複数のライターの共同作業

その日のトップニュースになった情報の記事が書かれていたり、人気ドラマの先取りやネタバレ情報だったりと、関心度の高い記事が毎日2本ずつ程度アップされています。

よく見ると、「投稿」権限のユーザーが複数記事を書いていました。これは複数のライターに外注して準備しているのだなぁと、外注化仕組み化にまた感心しきり。

ネットメディアの台頭で、テレビのニュースやワイドショー以上に、リアルタイムで情報源となっているのがこうしたトレンドブログ。中には、先取りからメディアでは報じることができない核心に迫る情報に至るまで、非常に世の中の関心に高くアンテナを立てた記事構成でした。

当然、アドセンス広告が貼られていて、一定の収益が自動で生まれる(自動化収益化)ようになっていました。

時間とともに風化しない

情報の価値はいくつか分類できると思うのですが、鮮度が重要な情報と、それとは逆に時間の経過とともに価値を帯びていく情報があります。

災害情報等は前者の極みですね。リアルタイムであったり予報であることで価値が出てきます。一方で後者は歴史書や古文書と言われる性質のもの。

災害時の情報のように、その当時に必要とされる情報はまさしくその時に最大の価値を発揮しますが、当時に必要とされなくても、何十年ものちに、その価値を見出される情報も間違いなくあるということです。

情報の価値を考える機会に

もう一つ別の観点で情報を考えてみると、誰にとって価値ある情報なのかという点です。いつの時代でも情報を扱うのは人間です。発信するのも受信するのも人間。

つまり、誰にとって価値ある情報なのかという点です。

立場を変えると、ブログは誰に向けて書いているのかが大事なのではないかと思うのです。情報は誰かに届いて初めて価値を発揮します。

その届ける相手が明確であればあるほど、それが今現在であっても遠い未来であっても、必ず価値を帯びていくのではないかと思います。

何を目的とするかで決めるブログジャンル

「こうあるべき」はない

ブログのジャンル選択でいろいろと迷うことがありますね。とくに収益化を前提にしたブログ運営であるならば様々な先人たちや成功者たちのノウハウもあり、いろいろと影響を受けながら進んだり、立ち止まったりのことでしょう。

大事なことは、「ブログはこうあるべきだ」はないということです。

前述したように、届けたい誰かがいて、彼に向けて真剣に綴った情報は、必ず彼に届けば価値ある情報資産になると思います。

トレンドブログの圧倒的な集客力と、複数ライターによる外注、そしてアドセンス広告運用による収益を生み出す仕組みや自動化に触れて、その対極にあるブログの価値も考える機会となりました。

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